休日、会社にいますと
ガラス修繕のお客様
がたくさんおみえに
なります。
先ほども木製建具を
お持ちになられた方
が来社されました。
昔の木製建具には多種多様の型板ガラス
(2ミリ厚)が使用されていました。
残念ながらそのほとんどが今や廃盤となり、
現在は「梨地」と呼ばれる1種のみです。
今日のお客様もやはり廃盤である「モール」
をご希望でした。
弊社もかつては廃盤在庫商品がたくさんあり、他社でみつけられなかった商品を弊社に探しに
来社されるお客様も多くおみえになりました。
しかし、現在はその在庫もかなり少なくなり、また大きさによってはご用意できないものが増えて
きました。 残念です。
幸いにも本日のお客様の「モール」はご提供することが出来ましたが(笑)。
今と違い、外壁も板塀が多く、窓も木製建具が多かった時代。
唯一、お客様の個性を演出するのはきっと今はなき型板ガラスたちだったんでしょうね。
時代の流れとはいえ、今やガラスには断熱性や防犯性など機能が求められる時代です。
装飾ガラスが少し影を潜めた現状ですが、時折ご来店いただくお客様のガラスを修繕させて
いただくたびに、廃盤になっていった商品とその時代への懐かしさをおぼえます。
ガラスは上段左から「ダイヤ」「夜空」「みどり」 下段左から「モール」「銀河」
大きさに限りはありますが、若干の在庫はあります。