ガラスの製造を行っている株式会社セントラル硝子様の松坂工場見学に行ってきました!
私たちが普段お客様に提供しているガラスはいったいどのように作られているのか、
ガラスの種類による製造工程の違いなど、実際に見て知ることが出来る貴重な体験になりました。
私達が実際に見せていただいたフロート法・デュープレックス法という
2種類のガラスの製造方法を皆様にもご紹介します!
(工場内は写真撮影禁止の為頂いたパンフレットの図を使用させていただいております。)
フロート法は凹凸のある柄やワイヤーなどが入っていないフロートガラスと呼ばれる
平らなガラスの製造工程です。
ガラスの主原料は珪砂・ソーダ灰・石灰石・ドロマイト・芒硝に加えカレットと呼ばれる
ガラスの製造過程で出てくるガラス屑が使用されています。
ちなみにガラス屑を入れることによって原料などが解けやすく混ざりやすい状態になるそうです!
これらの原料を全て溶融炉と呼ばれる釜の中にいれ溶かしていきます。
解けて液状になった原料をフロートバスと呼ばれる部分に流し込み、平らにしていくのですが
このフロートバスの中には溶融金属というものが下面にあり、油と水がお互い分離するように、
解けたガラスの原料と溶融金属も分離し合って混ざり合わずに除冷釜へと移動していくんです!
この時下面の溶融金属に対して上面のガラスの原料は自らの表面張力によって平らな状態へ
なっていくため、より平らで平行度の高い板ガラスになるそうです。
その後除冷、洗浄、検査、採断の工程を経て製品となっていきます。
ガラス自体急な熱や冷却によって割れてしまったりするため、
温度調整が細かく釜の長さも想像以上ありました..!
あまりにもお伝えしたい内容が多いのでデュープレックス法については、
次週の窓すまでご紹介させて頂きます!