昨日、お客様から相談を受けました。
「以前に窓ガラスを取替えたんだけど、夏は全然涼しくないし、冬は相変わらず結露もする。
こんなものなのかな?」
・・・ちなみに弊社でのお取替ではありませんから。(笑)
時々こんな内容のお問い合わせはいただきます。
「お取替の際には、相手にご要望はちゃんと出されましたか?」
「もちろん夏は涼しく、冬は暖かくでお願いしたんだけど、特に夏はひどいんだよね」
「お客様。もしガラスに星印のあるシールが貼ってあった場合、星いくつかわかりますか?」
「星は二つだけど・・・」
わかりました。
そのお客様のガラスは確かに複層ガラスには入れ替えられています。
しかし。 お客様には申し訳ありませんが、私は全く意味のないお取替だと思いました。
今年から窓ガラスの断熱表示が変わり、サッシとガラスが一体化となっての断熱表示に
変わりました。
それ以前は、サッシはサッシ、ガラスはガラスでの性能表示でしたが
星二つはガラスの断熱性能としては最低限のレベルです。
私たちは断熱性のあるガラスを使用する場合、少なくとも星3つからの
スタートであるべきだと考えます。 (ちなみに最高は星4つ)
星2つと3つの違いは片方のガラスにLow-eガラスを使用しているか否かですが、
特に夏を涼しくする遮熱機能としてLow-eガラスの使用は必要不可欠となります。
なぜLow-eガラスは必要なのでしょうか?
その続きは明日お話いたします。
「てめえら!許さねぇ」といえばコレ。
しかし古いなぁ・・・。