防犯設備協会の依頼で可児市御嵩町にて
防犯ガラスについての講義を行いました。
実は私、岐阜県の防犯アドバイザー
に認定されており、毎年警察学校や各地で
講演をしています。
前半を岐阜県環境生活部の堀江様から
犯罪の発生状況や、オレオレ詐欺に
ひったくりなど身近に起こりうる犯罪防止策に
ついてのお話があり、その後に私から住宅に
関する侵入盗の手口とその防止策について
のお話をさせていただきました。
侵入盗の手口は様々ですが、戸建住宅の場合は窓からの侵入が約70%。集合住宅の場合は
ピッキングが50%です。
窓からの侵入手口として「ガラス破り」と「焼き破り」がほとんどですが、それをお話しさせて頂くと
よくある質問が「ガラスが割れた時の音って聞こえるんじゃないの?」
よくぞ聞いていただけました(笑)。
岐阜県は全国的にも家の大きさが比較的大きいのです。 と同時にお部屋の数も多くあります。
そして各部屋をしきる壁もそれだけ多くあるということです。
もし皆さんの寝ている部屋が2階ならば、1階の部屋で、しかもほんの僅かの「ピシッ」という
音を聞き取ることは出来ますか?
たとえひとつ隣の部屋でも、壁があり、ドアも締めた状態ならほとんど聞き取ることは不可能です。
特に最近は気密性を重視されるため、遮音性も重要視され、他の部屋で発生する音が本当に
聞こえにくくなっています。
私がいつもお話させていただくのは
・防犯ガラスとは2枚のガラスで構成されたものであり、網入りガラスは防犯ガラスではない。
・家中すべての窓を変える必要はないが適材適所の使用方法が大切であること。
・防犯ガラスには補助錠を併用するなど第2、第3の対策を必ず心がけること
この3点を重点的にお話しさせていただきます。
そしてもちろんアソビゴコロも忘れません?(笑)
目線は低く、視点は高く。
カタログには書いていない情報と
実際の現場からの提言。
そしてゼッタイに笑いは忘れない(笑)。
ワタシが毎回心がけていることです。