防災ガラス誕生秘話

防犯ガラスは聞くけど「防災ガラス」って?
と言われてしまいそうですが
実は防犯ガラスとなる「合わせガラス」は
もともと「安全ガラス」として販売されていました。

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合わせガラスの誕生は100年以上前になります。

フランスの科学者Benedictus氏が 実験室で誤ってフラスコを床に落として割ってしまった際に、
飛散しているはずのガラス破片が一つも飛び散っていないことに気がつき、
それがフラスコ内に 残っていたニトロセルローズ溶液の乾燥した被膜に、
ガラス破片が強固に接着されていたことによるものであることを知ったのでした。
その後、彼は、自動車のフロントガラスで負傷した少女の新聞記事を読み、
ガラスの間にニトロセルローズをはさむことにより、
ガラス破損時の安全性が大幅に改善されることを考えつきました。
今から100年近くも前のことです。

[ 積水化学工業(株) エスレック(R)フィルム “合わせガラスと中間膜” より引用 ]

今、合わせガラスは「防犯ガラス」としてより「防災ガラス」として脚光を浴びています。
万が一の場合も、ガラス破片を飛散せず、また、突き抜けないこと。
そして、その原点は「安全」であること。

私たちも雨戸・シャッターが取り付けできない箇所へのご提案を
心がけたいと思います。

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