梨のおいしい季節です。皆様はもう食べられましたでしょうか?
先日、私も頂きましたが、みずみずしくとてもおいしい梨でした。
そこで思い出したのですが・・・
ガラスにも「梨」の付くガラスがあるのです!
先日もご紹介いたしました型板ガラスの一種で、梨地ガラスというものです。
名前の通り、梨地ガラスは片面が果物の梨の表面のようにザラザラ、凸凹しています。
カスミガラスよりも凸凹が細かく、
厚みも、カスミガラスは4㎜と6㎜があるのに比べ、
梨地ガラスは、2㎜のみになります。
左の写真から、
梨地ガラスとカスミガラスでは
凸凹の大きさが違うのが分かるかと思います。
どちらも光をしっかり通し、向こうは見えないようにできています。
しかし、梨地ガラスは2㎜厚のものしかありません。
ちょっとの衝撃で割れてしまうこともありますので、外に面した場所では好まれません。
室内建具等で使われることが多いかと思います。
同じ型板ガラスでも、場所によってうまく使い分けることが重要です。
皆様のお宅にも、同じ型板ガラスでもよーく見るとカスミガラスや梨地ガラスが
使いわけられているかもしれません。