台風がゆっくりと過ぎていきます。
よく台風対策のお話をいただきますが、
台風については4つの対策をオススメしています。今日は簡単にご紹介します。
①シャッターの取付
シャッターは後付タイプがありますから施工が可能です。
大きく分けると手動タイプと電動タイプ、
細かく分けると、シャッタースラットが台風に強いタイプもあります。
取付の目安は今お使いのサッシの上が27cm以上空いてるかどうかデス。
この27㎝はシャッターBOXが入るスペースです。
②雨戸の取付
雨戸も後付可能なタイプがあります。
現在、木製の雨戸を使っていらっしゃる方も
まったく雨戸がない方も、お取付は可能です。
雨戸枠はともかく
雨戸本体はアルミタイプと断熱タイプ。
さらにアルミタイプには、ルーバータイプと可動
ルーバータイプがありますから計3タイプから
お選びいただくことができます。
取付の目安は、既設窓の横に
雨戸の収納スペースの有無です。
もう1点、お取付する窓の周囲に約6~8cmのスペースがあるかです。
これは雨戸枠の取付スペースです。
③面格子の取付
最も簡単な方法です。 既設窓に面格子を
お取付けする方法です。
面格子はアルミタイプとステンレスタイプが
ありますが、ステンレスタイプは防犯目的
の場合に使用します。
もう1点、目隠しを希望するか否かです。
写真は目隠し可動ルーバータイプです。
プライバシーが重視される箇所にオススメ
します。
④ガラスの取替
4つ目はガラスを強度の強いタイプにお取替する方法です。
お伺いすると、どうしても①~③の方法が不可能な箇所があります。
例えば出窓であったり、ベランダに設置したサンルームであったり、
高層マンションの窓だったり。
そんな場合はガラスのお取替をオススメします。 お取替するのは3倍強度のある『強化ガラス』、
もしくは2枚のガラスの間にフィルムが挟まれた『合わせガラス』です。
『強化ガラス』の場合は合わせて飛散防止フィルムをオススメしています。
※マンションの場合は、設計時に階高ごとに耐風圧検討を行い、その結果に応じた板厚のガラスを
使用していますからご安心下さい。
私たちは1つの方法だけにこだわらず、状況に応じて必ず第2・第3の方法を考えます。
ガラスにヒビや欠けなどの損傷がない限り、風が直接の原因でガラスが破損することはなく、
必ず飛散したものによる衝撃で破損しています。
であるならば、飛散物を止める方法を考えるべきです。 それが①~④の方法です。